自由設計の家 内田工務店

大工にきく

「一点もの」の手作りの注文住宅だからこそ、そのお客さんのために作っているんだという職人の気持ちが込められます。機械の精度が上がって行けば、プレカットでもそこそこの加工はできますが「魂を入れる」ことは、できないでしょう。そこが手刻みをする意味だと、ベテラン大工も若手も口を揃えて言います。 年齢も経験もさまざまな、内田工務店の職人たちの生の声をお届けします。

内田 隆(62歳 大工歴45年)

一から十まで自分でやれる仕事、百軒作れば百軒違う仕事の面白さを知ると、やめられないですよ!若い子には「やってみないとわかんないんだから、やってみれば?」というのが基本スタンスです。教えたことがすぐできたかのように錯覚する器用な子より、教えたことを、手を動かしながら自分で考え、精度を上げていくような子、繊細でまじめ、おとなしくてちょっと神経質ぐらいな子の方が、残っていますね。雑な子には「やめた方がいい」と早めにアドバイスします。

阿部 勝(60歳 大工歴41年)

人に使われるのでなく、自分の腕でできる仕事がしたくて職人になりました。注文建築なので、お客さんと話し合いながら作って行くのが楽しいです。現場にお客さんが顔出しに来てくれることが、嬉しいし、励みになります。木の家は住めば、必ず「よかった」と言ってもらえますからね。自分の技術で人様に喜んでもらえる。そんな仕事がでいて幸せです。

内田 光是(36歳 大工歴17年)

実家も大工でしたが、新建材主流だったので、木の家づくりとの仕事の違いにびっくりしています。木のくせとなど、考えることがとても多いのです。墨付けをするようになって、木の家づくりの奥深さを感じています。

山崎 翼(30歳 大工歴13年)

大工育成塾で内田工務店に研修に来て、そのまま就職しました。何も知らないで入ったのですが、先輩方がよく教えてくれて、楽しいです。木をあらわしで使う仕事は木気が抜けないですが、それがやりがいでもあります。丁寧な仕事を心がけています。

西垣 正利(42歳 設計・現場監督)

内田工務店の何よりの強みは、これだけの大工集団が外注でなく社内に居るということです。そのおかげで、いつも数軒が並行している状態で走っていますから、僕もあっちこっち現場を飛び回ったり、事務所に戻って図面を描いたり、大忙しの毎日です。